東洋医学のまめ知識

いーはとーぶ治療院 福岡啓子 先生

今年の冬は寒いですね。

低体温の私は、冬は体温が35度にならないことも しばしばです。

皆さんは、どのような寒さ対策をなさっていますか?

私の低体温対策として、最近、毎日のように酒粕で甘酒を作って飲んでいます。
最後におろし生姜を入れて熱い甘酒を飲むと、ほっとして体も温まってきます。

酒粕は、ビタミン、アミノ酸など栄養も豊富で、食物繊維も多いので、
便通もよくなります。何といっても 酒粕は今 注目されている発酵食品です。.
コレステロールを下げる効果もあります。

さらに嬉しいことに 冬なのに、肌がしっとりしているなと感じるのは、
ほぼ毎日甘酒を飲んでいるせいなのかもしれません。
なにより酒粕がいいなと思ったのは、おみそ汁です。
酒粕を少し入れて作ったおみそ汁は味に深みが出て、とても美味しいです。
酒粕には、旨味成分もいっぱいなんですね!

酒粕パワーはなかなかあなどれません。

それと睡眠前の足浴です。深めのバケツに少し熱めのお湯を入れ、
横に足し湯の熱いお湯を用意しておきます。寝る前に足浴をするとぐっすり眠れ、
夜中のトイレも起きなくなります。

できれば、お気に入りの足浴剤を入れるとアロマ効果で、
気分もリラックスできます。

ぜひ、お試しください!

2月3日更新

今年も残す所、2週間余りとなりましたが、忘年会,送別会等 何かとアルコールを飲む機会が増えていると思います。
そこで今回は2日酔いに効果があるとされるツボを紹介していきます。
二日酔いだけでなく、疲労回復にも効果があります。

「百会」・・・・(ひゃくえ)頭のてっぺん中央

「合谷」・・・・(ごうこく)手の甲側の親指と人差し指の中央

「巨けつ」・・・(こけつ)みぞおちの中央

「関元」・・・・(かんげん)へそから指3本分下

「肝ゆ」・・・・(かんゆ)第9胸椎棘突起下より外側指2本分

「三陰交」・・・(さんいんこう)内くるぶしから上へ指4本分

起床時、気分が悪かったら、布団の中でこれらのツボを1つずつ親指、四指の腹を使ってゆっくり押していきましょう!
また、飲み過ぎたらぬるめの湯に入って、上がる時に膝の下に水をかけても2日酔いの予防になる様です。

12月19日更新

段々と気温が下がり、秋も深まりつつある今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
朝晩と寒くなっていますので、体調管理には気を付けて下さいね!

寒くなると姿勢が悪くなり、運動不足になりがちです。さらにパソコンの使いすぎなどで、肩が張る、重い、痛いなどさまざまな症状に悩まされている人も多いでしょう!

肩こりは、血流が悪くなったり、新陳代謝が低下して起こる、いわゆる筋肉疲労のようなもの。ほうっておくと慢性化して、頚の痛みや頭痛を引き起こすことがあります。

肩が重いな、こったと感じたら、早めにツボ刺激を行いましょう。

肩井(けんせい)・・・・・
首の根元から肩先までの間の真ん中にある肩の骨の背中側にあるツボ。
中指で「痛いけれど気持いい!」と感じる程度に力を入れて押して下さい。
押しながら肩を20~30回まわすとより効果的です。

合谷(ごうこく)・・・・・・
親指と人差し指の骨の分かれ目のやや人差し指よりにあるツボです。指で探ってみると、ちょっとくぼんでいるので、すぐに見つけられます。
そのくぼみがまるで谷のようであり、そこから体の中をめぐるエネルギーである気が湧き出ていると考えられます。
手の甲を上にして指を開き、そのままグッと反らします。親指と人差し指の骨の分かれ目を探り、押すと痛みを感じるところが合谷です。
肩こりのほかにも 冷え性、歯痛、咳、痰、鼻炎など、さまざまな体の不調に働きかけてくれる万能ツボです。

10月24日更新

9月になりましたが、天候が不順で体調を崩したり、夏の疲れがでるころですね!
 気温の変化に体が対応できずに めまいや立ちくらみすることがあるかもしれません。

頭がクラクラする、フラフラする、周囲が回っているような感じがする。

どちらも内耳の平衡感覚をつかさどる部分の異常で、軽い症状の場合は耳の周りのツボ療法を試してみてください。

まず、耳の後ろにある『竅陰』(きょういん)と耳たぶの下にある『翳風』(えいふう)をチェックしましょう!

『竅陰』(きょういん)・・・
耳の陰という意味で、その名の通り外耳孔のすぐ後ろ、乳様突起の上方のくぼみに位置します。      

『翳風』(えいふう)・・・
ちょうど乳様突起と下あごのくぼみのところ。少し強めに押すとズーンと周囲に響きます。

さらに 首の後ろ髪の生え際にある二本の太い筋肉の左右外側に位置する『天柱』(てんちゅう)や足の外くるぶしの前に位置する『丘墟』(きゅうきょ)も併せて刺激すると いっそう効き目があるでしょう。

9月7日更新

 

梅雨が明けたと思ったら 覚悟していたとは言え 連日の猛暑!今年も昨年のような記録的な暑さになるのでしょうか?
テレビをつければ熱中症の特集が放送されています。
治療院にも食欲不振、こむら返り、不眠などを訴える患者さんが来られます。

熱中症と言うと暑さの中で脱水を起こして倒れてしまう!というイメージですが、こむら返りを夜寝ているときにおこすのも軽い熱中症です。
何となくだるい、やる気が湧かないなどもそうです。

私自身も、先日、朝、掃除などで汗をいっぱいかき、シャワーを浴びてから、炎天下の中、自転車に乗って訪問マッサージに出かけました。
途中、モヤモヤと気分が悪くなってしまい、脱水と気づき自販機で冷たいポカリスエットを買って飲みました。
10分位してきたら意識もはっきりして気分もよくなりました。「あ、これが熱中症の軽い症状なんだ!」と実感しました。
こむら返りも体内の電解質の異常でおきます。夜中にこむら返りを起こす方は、寝る前にポカリスエットをコップ一杯飲んで下さい。
お茶や水では駄目です。あと、足首を冷やさないように気をつけてください。

こんな時ですから全身のツボが集まっている足の裏を刺激してみましょう!
足の裏は人の体を投影しています。
親指が頭、かかとをお尻と考えます。親指の付け根が首、かかとに向かって肺、胃、腸と体の各部分に対応するツボやゾーンが並んでいます。
でも、今回は細かな部位ではなく全身を刺激したいので椅子に座って、ゴルフボールを二個くらい、または、小さな空き瓶で土踏まずを中心に圧をかけながらごろごろと転がして刺激してみましょう。
思いのほか、すっきりしますよ!

7月19日更新

 

毎日、すっきりしないお天気が続いていますが、体調はいががですか?体に重だるい湿邪がまとわりついている感じがします。
冷えも体に入ってきます。
一日も早い『梅雨明け宣言』が待たれますね!

こんな時は、半身浴をして思い切り汗をかいて湿邪を体から追い出してしまいましょう。
また、ツボ療法で心も体もリフレッシュしましょう。

《気海》(きかい)・・・
へその下指1本分のところ。

《中脘》(ちゅうかん)・・・
へその上指3本分のところ。

《湧泉》(ゆうせん)・・・
足の裏で足指を曲げると一番くぼむところ。

《腎兪》(じんゆ)・・・
腰のツボ。肋骨の一番下の骨の高さで、背骨から左右両側に指二本分外側。

この二つのツボは、腎に関係したツボです。全身の倦怠感を訴えるような状態を東洋医学では、腎気(精気)が欠乏した状態『腎虚』と言います。ツボを刺激して腎気を補いましょう。
これらのツボを指の腹で、10秒くらいじんわりと押してみましょう。 倦怠感が抜けないときは、薄手のの腹巻をして腰やお腹を暖め、少し横になってみましょう。体の芯から力が湧いてきます。

6月15日更新

 

五月の連休も終わり、また、リセットして日々の生活が始まりましたね!

「五月病」と言われる言葉があるように、何となくストレスが溜まったり、全身の疲れが出たりする時期でもあります。体調のすぐれないときはもちろん、比較的元気なときでも、さまざまな症状に効く万能ツボをご紹介します。

朝の仕事始めや昼休み、寝る前など、一日の中で時間のあるときに押してみて下さい。

〔労宮〕(ろうきゅう)・・・
「労」は疲労、「宮」は部屋をあらわし、心や体が疲れるとここが痛くなります。全身に疲労感が残る時や、イライラ感を伴うストレスがあるときに刺激すると、自律神経の働きが活発になって体が楽になります。

場所は手のひらのほぼ中央。指を軽く曲げたとき、手のひら上で一番くぼむ部分。親指の腹を使って少し強めに刺激します。

毎日刺激すれば、疲れやすい体質の改善に役立ちます。

5月11日更新

 

東北関東大震災から 三週間が過ぎようとしています。災害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

 今回のような想像を絶する災害は、現地の方々は勿論ですが、直接被害のなかった私達にも大きな悲しみとストレスを与え、地震以来軽い鬱症状や不眠症を訴えられる方がいらっしゃいます。身体的には、腰痛を発症される方が多いような気がします。すべてが抑圧されている今日この頃、疲れとストレスが腰にきてしまうのでしょう。

 

腰痛には、大きく分けて慢性的なものと、急性のものがあります。

慢性的な腰痛は、ふとした動作で腰が痛んだり、腰に負担のかかる姿勢を続けて腰が重くなったりする症状です。腰痛が慢性化すると、長く椅子にかけていられない、重い荷物を持てないなど、日常生活に支障が出る場合があります。

急性的な腰痛の代表ともいえるぎっくり腰は、ふとした動作で激痛を起こし、動けなくなってしまうものをいいます。東洋医学では、気・血・水の流れから考え、腰痛を腎虚(生命力の衰え)、寒冷(体の冷え)、水毒(水分代謝異常)、瘀血(=おけつ)(血液の滞り)に原因があると考えます。

腎虚は、西洋医学でいう老化による骨粗しょう症や腎臓疾患などが該当します。 また、体の冷え、水毒、瘀血なども胃腸や子宮など腹部の臓器に負担をかけ、内臓から腰痛を引き起こすことがあります。さらに気・血・水の流れが悪くなると姿勢も悪くなりがちで、腰や脊椎に無理をさせて腰痛の原因になります。

〔腰痛〕 腰は、手で揉みづらいところにあります。まず腰から遠い腰腿点(ようたいてん)や中封(ちゅうほう)など離れたツボから刺激してみましょう。

腰痛に効果のある四ケツをご紹介します。

●腰腿点(ようたいてん)・・・・
手の甲に2ヶ所。人指し指と中指の付け根と手首とを結ぶ線の中間と薬指と小指の付け根と手首とを結ぶ線の中間。

●中封(ちゅうほう)・・・・・・
両足の内くるぶしから指幅1本分前。

●太衝(たいしょう)・・・・・・
足の親指と人差し指の骨の分かれ目。指先を使ってこねるように押す。

●崑崙(こんろん)・・・・・・・
足の外くるぶしの後ろ。くるぶしとアキレス腱の間のくぼみにある。アキレス腱をつまむイメージで押す。

腰痛には、冷えが大敵なので 腰の重だるい部分に 使い捨てカイロを貼ってくださいね!(ただし、ぎっくり腰の直後は、暖めないでください。)

4月4日更新

立春を過ぎたとはいえ、寒い日と暖かい日が交互にやってくる今日この頃です。
だんだん暖かくなるのは嬉しいのですが、また憂鬱な花粉症の季節がやってきます。

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみといった4大症状のほか、頭痛、前頭部のもやもや感なども出てきます。
そんな症状には、東洋医学に基づいたツボを刺激して、症状の緩和にトライしてみましょう!

[くしゃみ・鼻水]

くしゃみ・鼻水に有効なのは、「少商」(しょうしょう)と言うツボです。
手の親指の外側の爪の付け根で、ここを反対側の指でつまんで、少し痛みを感じる程度にぐりぐりとねじるように回転させるように刺激しましょう!ツボを押さえる時間は長ければ長いほどいいのですが、少なくとも30秒ほど刺激すると効果的です。

『少商』(しょうしょう)・・・・・・・・・
母指外側の爪の付け根。

[鼻づまり]

鼻づまりも花粉症の症状では、つらいものです。
鼻づまりをおさえるツボとして知られているのが「印堂」(いんどう)です。
慢性鼻炎などの頑固な鼻づまりにもよく使われるツボです。
エネルギーの集まる場所ですから集中力を高める効果もあります。

『印堂』(いんどう)・・・・・・・・・
両眉毛のちょうど真ん中あたり。

[目のかゆみ]

目のかゆみ・涙目などの症状に対して、辛さの緩和を期待できるのが「眉毛マッサージ」です。
「攅竹」(さんちく)と呼ばれる通称「毒消しのツボ」を中心とした刺激法です。
眉間に近い眉毛の根元から顔の外側に向かって、眉毛の上から全体を軽くマッサージするものです。
眉毛の生えている方向に沿って行うため、痛みを感じる刺激ではないので、2~3分かけてゆっくりと刺激をあたえましょう。
あわせてこめかみにある筋肉を揉むことで胆経が走っているツボを刺激してより効果的なマッサージになります。

『攅竹』(さんちく)・・・・・・・・・
両眉毛の内側の端。浅くくぼんだところ。

2月14日更新

年が明けて 半月ほどたちますが 体調はいかがでしょうか?
年末年始の暴飲暴食で胃腸が弱っていませんか?

「食事をすると眠たくなる。」 これは胃腸が弱っているという、体からのシグナルです。
食事を消化する力が不十分なために、副交感神経をよく働かせるために眠くなるのです。

この場合は、消化器系の内臓に問題があるケースばかりではありません。
エネルギーの流れが滞って、消化器系が働かなくなっていることも多いです。

そんなときは、胃腸を強くする 中脘(ちゅうかん)を中指を重ねるようにして、腰からやや前かがみの姿勢になってやんわりと押して下さい。脾兪(ひゆ)は、胸を張り、親指をツボに当てて押すのがこつです。

『中脘』(ちゅうかん)・・・・・・・・・
へそとみずおちの真ん中にある。胃の痛みや食欲不振に。

『脾兪』(ひゆ)・・・・・・・・・
ちょうど胃の裏側にある。肩甲骨の下端と腰骨の真ん中くらいに位置し、背骨から指幅2本分外側を押すと気持のいい圧痛がある。左右に二箇所ある。

1月14日更新

今年も あと数日ですね!
忘年会や大掃除、年賀状の印刷など せわしない日々を送っていらっしゃることと思います。

疲れると口内炎ができたり、歯が浮いたり、肩凝り、頭痛、胃腸の不調、吹き出物が出たりします。
そんなときには、合谷(ごうこく)という、首から上の炎症系の症状に効くツボがあります。
大腸経と言う経絡(けいらく)のツボなので胃腸の働きも調えます。< p>

手の甲にあるツボなので 押しやすいです。
お仕事や家事の合い間に押してみて下さい。すっきりしますよ!

『合谷』(ごうこく)・・・・・
手の甲のツボ。親指と人さし指の骨がぶつかる部分のくぼみ。

12月24日更新

最近、めっきり寒くなりました。
『風邪を引いたかな?』と思ったら、頚の付け根の『大椎』と言うツボドライヤーで温めてください。
そして、暖かな生姜紅茶を飲んで、ゆっくり休んで下さい。
風邪を引く前に、治りますよ!

『大椎』(だいつい)・・・・・・・・・・・・
調を整え、体力をつける。風邪の寒気にいいツボ。

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